2018年4月21日(土):入学式

1時間目:永田 英一郎先生
『ITの歴史と未来』

宮崎こばやし熱中小学校の地元「県立小林高等学校」の卒業生である永田先生は、宮崎出身のIT起業家のトップランナーだ。授業は我々が何気なく使う「IT」という言葉の説明から始まった。先生自身がその最初期から関わったコンピューター業界の技術革新や、発展の歴史を掘り起こしていく。そして今SNSに代表されるネット社会の中でますます増していく「IT」の必要性を自社の活動ともリンクさせて解り易く説明いただきました。

2時間目:松澤 亜美先生
『コミュニティづくりと運営の極意』

今年1月にイギリスでは「孤独担当相」が新設されたそうです。その背景は「孤独」の国家的損失が年間4.9兆円の巨費にのぼる事だそうですが、日本にも言える事です。その対策は一朝一夕にはいかないでしょうが、大きく期待されているのが様々なコミュニティーの活性化です。松澤先生は「楽しく、長続きし、拡大するコミュニティー」の作り方で、情報の受け取り方の変化を考慮し、コミュニティー・コミュニケーションの在り方などを解り易く説明いただきました。

3時間目:河江 肖剰先生
『エジプト研究最前線「ギザピラミッド」』

人類最古の大規模工事である「ピラミッド」は誰がどのように造営したのか?ナポレオンは「4000年の歴史が君たちを見下ろしている」と言ったとか言わないとか・・・ヘロドトスの昔から人類の知的好奇心を刺激し続けてきた「謎」が、今解き明かされようとしています。その最前線で研究を続ける河江先生は、最先端の3D技術や画像解析技術を駆使して、あるものをあるがままに実直に研究されています。授業には黄金のマスクは登場しないが、わからないものを解るように探求するという人類の英知の結晶が見えた気がします。

4時間目:総合学習の時間

本日の授業は地元密着型のIT起業、コミュニティー構築のありかた、知的好奇心満載のエジプト考古学と、三者三様全く違う講義でした。違う内容だった為、各講師の視点や問題意識などが際立ち、活発な質問や討議が起こっていました。一人の先生には雄弁に話す生徒など、生徒各自の視点や問題意識なども浮き彫りになっていました。

第3期の入学式

開校して早くも1年が過ぎ、第3期の開校式です。今期は83名の受講生です。ハラハラどきどき7歳の目を持つ大人たちが半年間、熱中小学校を楽しみます。今期は5名の方が県外(神奈川2名、大阪1名、福岡・熊本各1名)から通ってくれます。これぞ地域間交流ですね。ますます変化・充実する宮崎こばやし熱中小学校です。

おとなの遠足:
課外授業特別編「おとなの遠足in西都」

エジプト考古学の河江先生も参加という事で、考古学つながりで宮崎県立西都原考古博物館の全面協力による「課外授業特別編」を午前・午後の2部構成で実施しました。展示室解説は考古博物館の学芸責任者である東憲章先生におこなっていただきました。西都原古墳群を散策しつつ、古墳時代についての解説を専門家から聞けた参加者は大満足の1日でした。1番満足されたのは河江先生だったかもしれませんね・・・。